古民家を賃貸に出す際の収支を想定しよう -情報収集編-


自己利用の他に考えている案としては「賃貸」

賃貸については古家を生かしたまま、地域活性の為の利活用に取り組んでいる「丸順不動産」にお世話になっている。

賃貸物件として出す場合は、リフォームやリノベーションを済まして貸す方法もあるが
今回は「現状のまま貸す」ことを前提にし、借り手側で手を入れてもらう方法を検討している。

理由は、極力今ある建物を生かして使ってくれる人を探したいことが一つ。
どうせ手を入れるなら、借り手側が思い通りの物件に出来るメリットもあるし、何といっても需要のないリフォームをこちらがしてしまうリスクがないから。

「自分たちでリフォームしてくださいね」とは言うものの、賃貸物件として出すには最低限の修繕は必要らしい。
まあ、今回は築100年が経とうという物件ですから、修繕が必要な個所もかかる経費もそれなりの物になる可能性が高い。

以前、丸順不動産の方が内覧に来られた際も「瓦の修繕や雨漏り、漏電の恐れのある配線類の撤去などは自己負担で修繕が必要ですよ」と言われていた。

そこで、賃貸をする場合に必要となる経費と収益のバランスをシミュレーションするため、丸順不動産に以下の質問をした。

①一棟貸しした際の家賃相場
②自己負担が必要な貸出し前・将来的な修繕項目とその概算費用
③募集~契約成立までに要する期間(他物件事例など)

その他の支出としては、年に1回の固定資産税等の税金関係。あとは、土地の支払いが若干残っている(らしい)。

③については収支のシミュレーションには不要だが、実際に貸すと決めたときの大まかなスケジュールの参考にするため。


修繕すべき項目とその程度については、家の現状が大きく影響するため次は技術的な視点から内覧して貰い、回答を頂けることになりました。

 

つづきは情報がそろい次第。