思うこと 思うがままに 成し遂げて 思うこと無き 心の内かな ~後編~

前回のあらすじ

軽い気持ちで考えていた「音楽系」コンセプト型シェアハウスだけではなく、賃貸や売却についても検討していた私。

賃貸や売却した「その先」。得られるであろうお金を使って、何がしたいかと考えた先に行きついたのはやはり「音楽」 

kei802.hatenablog.com

 

あれ?着地点がスタートから大して変わってない?というのが今回のお話し(だけではない)。

 

 

 ◎私の「やりたいこと」

 さて、「音楽」とひとくくりに言っても個人的に「やりたいこと」は多々ある。

サックスアンサンブル楽曲を作りたいとか、国内・国外問わずに様々な場所で演奏したいだとか。

挙句の果てに、音楽という文化の現状について嘆くまでに至るがそれは割愛。 

悲しいかな、こんな零細ブログで建設業界勤務のしがないサラリーマンが音楽について「あーだ、こーだ」垂れた所で何かが変わるわけもない。 

それはさておき、「やりたいことリスト」の中でも「土地の利活用と絡めて」できそうだなと思ったのが以下の二つ。

その1:音楽(主に楽器演奏を)趣味とする人のきっかけになりたい

その2:音楽がもっと手軽に楽しまれるものであって欲しい
  

◎趣味としての音楽を続ける難しさ

 個人的に不思議に思うのは、中・高、そして大学と合わせると吹奏楽や軽音楽を初めとした音楽系の部活に所属していた人は一定数いたはずなのだが、その割には社会人になっても楽器を趣味で演奏している人をみかけない(気がする)。

彼らは一体どこへ行ってしまったのだ??

 私が知らないだけで人知れず音楽活動に勤しんでいるのか、新しい趣味を見つけたか。新しい趣味が見つかったならそれはそれでいいのだが…、いやそれはそれで悲しい。

 楽器を続けない理由は様々であろうが、その一つが「場所の問題」ではないかと考えている。練習する「場所」がない、披露する「場所」がない。

そんな理由で続けられないのは勿体ないなと思う。

◎私の場合…

 私は音楽的コネクションが1ミリもない地に就職したにもかかわらず、幸運なことに活動の場を比較的早く手に入れることができた。それも何人かの人たちのおかげで。

今思うとそれは「運」の要素がかなり大きく、一つ違えば既に楽器を辞めていてもおかしくない。

そう、出不精の私ならば、ね。

だから、次は自分が誰かにとって音楽を再開する(もしくは始める)キッカケになれたらなと思うのである。 

 ◎音楽系シェアハウスはあながち悪くない?? 

 気軽に音楽を楽しめる「場所づくり」である、音楽系コンセプト型シェアハウスは「今後の人生でやりたいこと」の足掛かりとしても、実家の空き家問題の選択肢の一つとしても適していると考えている。   

そこで既に家具がほとんど無い2Fの居間を使って、「音楽を気軽に楽しむ」ことをコンセプトに、小規模ではあるが取り組んでみたい。

それは
・しかるべきオーディオプレーヤーを設置し
・お酒と料理を用意して
・ただ、色々な話をしたい(聞きたい)

「ただのホームパーティーじゃねえか」とか言ってはいけない

 

◎実施の意図

 目的はいくつかある。

その1:「音楽」に関するニーズの把握

いくら自分が盛り上がったところで、他者のニーズと一致しなければ何も成すことは出来ない。
もしかしたら、練習場所や演奏の機会がないことが理由じゃないかもしれないですしね。
何が求められているか把握し、利活用のアイデアの基にするのが目的である。

その2:木造住宅における「音楽の楽しみ方」

家の中で音楽をより楽しむためには、高スペックなオーディオプレーヤーを用意することである。
しかし、オーディオの行きつく先は「リスニングルーム」という名の専用(防音)室の設置にある。
普段体験できないようなハイスペックな「オーディオプレーヤー」によるリスニングも勿論いいが、今回は一般的な「木造住宅」でも「ちょっと」いい音楽を楽しむ方法がないか模索することに焦点を当てたい。 

その3:簡易的な防音措置の有効性

今回は壁材を変えたりは出来ないので、今ある間取りや材質をベースに、ご近所様への防音も考慮しつつ、可能な限り然るべきボリュームで音楽を楽しみたい。

その4:単純に自分が楽しみたい

すごく大事。

  

以上の目的を達成するべく、また、この記事が戯言で終わらぬよう、邁進していきたい所存である。