台風24号が過ぎましたが、今更台風21号の被害状況を報告する
皆さま台風の影響はいかがでしょうか。
わたしの住んでる近くは幸い大きな被害はありませんでした。在来線が朝影響受けてたみたいですが。わたし車通勤なので。
心配なのは大阪の我が家でしょうか。台風21号で、少なからずダメージがあったので。
さてさて、今回はそんな24号の3つ前の台風。9月頭に直撃した台風21号による我が家の被害状況を書いてみたいと思う。
そろそろ一ヶ月が経とうとしている過去の台風の被害状況など今更感がありますが、反省はしません。
北海道胆振東部地震のせいで、記憶からすっぽり抜け落ちている方のために振り返りますと、台風21号は猛烈な勢いを保ったまま、9/3〜4にかけて日本列島を直撃。
流されたタンカーによる関空連絡橋の破損および関空の水没と言えば、「そんなこともあったかもしれない」と思い出して頂けるだろう。
我が家も例に漏れず被害を受けました。近所の人から「瓦飛んでるで、停電もしてる」との連絡を受け、これはいかんと台風から2日後の9/6、急遽大阪へ行くことに。
隣の家は外壁が崩れたなどの情報もあっただけに、屋根がむき出しになってることを予想し、応急処置用の資材をあらかじめ岡山で購入。
購入したのはブルーシート、土囊袋、ロープ、テープ、そして土嚢袋につめる砂利。
ブルーシートって色々種類があるんですね。そして国産は地味に高い。
屋根の破損範囲がわからないからとりあえず3.6m×5.4mのシートを3つ購入。
1番困ったのがブルーシートを固定する重り。
土囊袋は売ってても、中につめる砂礫は基本現地調達ですよね。コンクリートジャングルである大阪では砂の確保も容易で無い。
そんなわけで、園芸用?のバラスを購入。これがクソほど重い。
インターネットで屋根の上での作業の注意点を読み漁り予想しつつ、前日の夜を過ごしました。
さて、大阪に到着し、まずは外壁と窓の確認。幸い破損はありませんでした。
次に冷蔵庫の中の確認。といってもほとんど何も入れてなかったので、こちらもほぼ無傷。強いて言うなら、製氷機の中の氷が一体化していたくらい。
それでは本日のメインディッシュ。いよいよ屋根の確認である。
脚立を用意し、2階のベランダから屋根を確認することに。
ベランダに出ると、どこから飛んできたのかわからないトタンが一枚。
脚立が立てられないのでもちろん撤去。
そして、屋根の様子がこちら。
おー落ちてますね。
棟(屋根の頂上部分)の瓦が所々転がっているが、想像よりは軽症でした。
流石にこのまま放置はいけないと、屋根の上に転がっている瓦を回収することに。
が、
想像を絶するほど、この屋根の上の作業が恐ろしい。所々瓦の下の砂が流れて瓦の上に溜まっていたのだが、そこを踏もうものなら滑る滑る。
回収するだけで悪戦苦闘すること30分。
両手両足のうち、3点は必ず離さず移動というヘタレっぷりをいかんなく発揮しならがらも、ようやく目につく限りの瓦を回収することができました。
さて、いざ屋根から降りようとすると、置いたはずの脚立が屋根の際に行かないと見えないではありませんか。
屋根の際に近寄りすぎると崩れると、前日の夜にインターネットで読んでいた私は、軽いパニック…になることは流石になかったが、かなり肝を冷やしました。
なんとか無事ベランダに降りたあとは、余程緊張していたのか、足は変に震え、ドキもムネムネがしばらく止まりませんでした。
瓦の回収だけでこの有様ですから、ブルーシートをかけて固定するなどぜっっっったい無理ですわ。
叶うならもう二度と屋根の上には登りたくないと思うほど。
そんな今回の撤去作業で回収した瓦がこちら。
こうやって集めると意外と量がありました。
雨漏りとか大丈夫やろか。
台風21号のせいで、屋根の修繕の優先度が上がった気がします。
というか、今回の24号でさらなる被害が出てないことを祈るばかり。今週末にまた様子を見に行く予定ですが、見たいような見たくないような…
ところで、使わなかった資材をどうしよう。
ブルーシートや土囊袋はまだ使い道があるが、バラスは…ねえ…。