京都のカフェ巡りは、実質古民家巡り
こんにちは
こちらは空き家になる予定の実家を有効活用するまでの、日々の活動を記録するブログです。
京都を訪れた目的の一つに、美味しいと噂のコーヒー店巡りがあった。
すると、「カフェを開く際には古民家を活用すること」と条例で定められているのかと思うくらい、いにしえの建物に出会うこと、出会うこと。
お店の人に古家の活用について聞けた訳ではないのだが、個人的な感想を訪れた順番で紹介したいと思う。
#1 dongree
あじき路地から歩いて数分、京都府内5つの焙煎所の豆を用いて淹れてくれるお店。
向かって右側の外壁はやり直したのだろうか。店内は決して広くないのだが、奥にある坪庭が窓ガラスから見えるため圧迫感はない。ガラスがハンドメイドの揺らぎのあるガラスなら尚良かったが流石に残ってないか。
コーヒーの味は今回訪れた店の中で2番目に好きでした。
◯内観。畳に座って飲むスタイルはまさに家。ちなみに天井から吊られている瓢箪はスピーカーになっており、購入も可能。
#2 cafe marble
なぜか建物の外観の写真が残ってない上に、記憶もない。さらに、dongreeからそこそこ距離はあるのだが、どうやって移動したかも覚えてない。謎のお店。
かなり、人気があるようで16時ごろにも関わらず、お客さんが一杯だった。
元はかなり古い建物なのか、内装の白塗りが一部剥げていた箇所から、黄色い土壁が見えている所も。
コーヒーは一言でいうと「絶妙な焦げ汁」。不味いと言うわけでないが、万人ウケはしなさそう。それでも人気なのだから色んな意味で謎のお店。
◯ちなみにこの建物は「京町家まちづくりファンド」という制度を利用して改修されていた。
#3 二条小屋
まさに小屋。地震とか起きたら潰れるんじゃないかとか思うくらい、紛うことなき小屋。
内装もほぼほぼ昔の状態のまま用いており、そこに陳列するコーヒー用の器具がなんとも洒落乙な雰囲気を醸し出している。
今回飲んだ店の中で1番好きでした。
#4 walden woods kyoto
活用の仕方が物議をかましそうな一件。建物正面は白。一階の販売フロアも白。床も壁も天井も白の力技。我が家と同様、大正時代の建物らしいが、パッと見た限りは当時の面影は残ってない。
これは古民家でやる必要があったのか??と思うのだが、価格が安かったとか何か理由があったのだろうか。
しかし、インスタに載せるのであろう写真を撮りに訪れている人の多きこと。そういう観点では白に塗り潰して正解なのだろうか。
(後日、インターネットで調べると二階の天井は梁を残してあるよう。真っ白ですけど。あとは、夜の写真はとても綺麗でした。)
ちなみにコーヒーは二条小屋で満足したため、飲んでません。
ここは五条モールでお話を聞いた短編アニメーションのアトリエの方に教えてもらったのだが、「京都 白い カフェ」で検索するとトップに出てくるらしい。
試しに検索してみると本当にトップに出てきた。みんな店名よりも建物の印象が記憶に残ってるのだろう。
今回で京都観光自慢、もとい京都の古民家活用事例の紹介は終了である。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
#番外編
京町家まちづくりファンドを用いて、絶賛改修中の現場。また、京都の魅力がアップしてしまう。