建てる前に読む本を読む

こんにちは
こちらは空き家予定の実家を有効活用するまでの日々の活動記録を日記にしてます。

 

レビューその2は「建てる前に読む本」です。

 

NPO法人家づくり援護会さんが出版しているこの本は、実際に家を建てる際の施工業者の選び方やトラブルの事例、基本的な建築基準や一般的な家づくりの手順などが書かれています。

また、トラブルを回避するためNPO法人「家づくり支援会(イエンゴ)」の活動内容と、ぜひご利用ください!という内容になっている。 

〇良かった点
・契約、設計、施工時など家づくりの各段階での注意すべきポイントがまとめられている
・実際にあった事例が載っており、注意すべき点とその理由がわかりやすい

 

〇不満な点
・「家づくり支援会」の利用にどれくらい金額がかかるか?という記述がない


このNPO法人自体が施主からの相談会を行っていることもあり、実際に起きた様々なケースのトラブルが掲載されていることはとても参考になりました。

また契約時、設計時、施工時など、家づくりの各作業段階ごとに注意点がまとめられている所もわかりやすかったです。

 

ただし、「家づくり支援会」のサポートを利用する際の費用はどれ位なのか?という話が完全に抜けてるのは少し不親切かなと感じました。

露骨に不安を煽る表現はないですし、書かれているハウスメーカーとのトラブルも実際に相談があったものですから、9割信用しても問題ないと思います。個人的にも「施主」と「設計、施工者」だけでなく「第3者」による照査を節目節目で行うことは大変メリットのある事は理解できます。


それにしても数十万なのか数百万なのかという、オーダー位書いてもいいんじゃないんですかね?

「わあ、素敵な取り組みですね!でも、お高いんでしょ?」という感じです。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

【改訂第三版】[建てる前]に読む本

【改訂第三版】[建てる前]に読む本