お金ってどうやって借りるの? 不動産投資を始めたい人がまず読むべき本

こんにちは

このブログは空き家になる予定の実家を有効活用するまでの、悩める日々を現在進行形でまとめています。

カテゴリー「レビュー」では
今まで読んだ本やブログの役に立った点や、不満だった点を書きたいと思います。

 

実家の利活用を行うには、何をするにしてもお金が必要です。
しかし、「そもそもお金ってどうやって借りるの?」ということすら知らない私が最初に購入したのが

著者:加藤隆さん「サラリーマン大家さん お金の借り方テクニック」です。

 
〇良かった点
・銀行での不動産融資手順が丁寧に書かれている
・用語の解説が充実している

〇不満な点
・「借り方テクニック」と謳うわりに基本事項が多い

・不動産屋での土地購入が前提
・出版時期が古い(約7年前)


〇感想
私のように融資の「ゆ」の字も知らない人にとって、本書は基本的な事項が丁寧に書かれているため大変参考になると思います。

特に3章の「契約書の見方と注意点」は、実際の契約書を例に用語の解説が細かくされており、この章だけでも本書を買う価値はあるかと思います。

逆により容易に融資を引き出すにはどうすればよいか?といった発展的な内容を期待されて買うと、少し物足りなさを感じるかもしれません。


2つ目の不満点。
特に困ったのが「融資先の金融機関は不動産屋に紹介してもらうのがベスト」という内容になっていること。
私のように既に土地はあって、お金だけ借りる場合はどうするんだよ!とツッコんでしまいました。

ただし、通常の不動産投資では土地購入から始める人が大部分であることを考えると、仕方のないことではあるのですが。

3つ目の不満点も仕方がないことですね。
不動産投資の動向を述べている序章さえ飛ばせば、致命的な欠点ではないと思います。


それ以上に!
本書は丁寧な作りのため、初心者には大変おススメです。

私も実際に融資を受ける際にもう一度読み返したいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

サラリーマン大家さん ―お金の借り方テクニック

サラリーマン大家さん ―お金の借り方テクニック